JR東日本の蓄電池電車「ACCUM」が完成…3月ダイヤ改正を機に烏山線で運転開始

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このほど完成したEV-E301系「ACCUM」の先行車2両編成。3月のダイヤ改正を機に栃木県の烏山線で運転を開始する。
  • このほど完成したEV-E301系「ACCUM」の先行車2両編成。3月のダイヤ改正を機に栃木県の烏山線で運転を開始する。
  • 1号車のEV-E300形(EV-E300-1)。パンタグラフは搭載されていない。
  • パンタグラフを2基搭載した2号車のEV-E301形(EV-E301-1)。機関車との連結部はシートで覆われている。
  • EV-E300-1の先頭部。運転台の窓下に「ACCUM」のロゴマークが入れられている。
  • 「ACCUM」の肝といえる蓄電池は床下に搭載されている。
  • ドア脇に「ACCUM」のロゴマークが入れられたEV-E301-1。少し分かりにくいが、屋根上に折りたたまれた状態のパンタグラフが見える。
  • 「ACCUM」先行車はDE11形ディーゼル機関車(DE11 2004)にけん引されて逗子駅を発車した。
JR東日本の新型車両・EV-E301系「ACCUM(アキュム)」の先行車2両(2両編成1本)がこのほど完成し、1月21日に車両輸送(甲種輸送)が行われた。

「ACCUM」は、宇都宮(栃木県宇都宮市)~宝積寺(高根沢町)~烏山(那須烏山市)間で運用される蓄電池電車。電化区間の東北本線宇都宮~宝積寺間では、架線から電力の供給を受けてモーターを動かすとともに、蓄電池に充電。非電化区間の烏山線宝積寺~烏山間では充電した電力を使ってモーターを動かす。終点の烏山駅にも架線を設置して停車中に充電できるようにするほか、回生ブレーキによって発生した電力も蓄電池に充電する。

今回完成したのは、EV-E301-1とEV-E300-1の2両で編成を組む先行車。床下には主回路用の蓄電池などが設置されている。電化区間で使用する集電装置(パンタグラフ)はEV-E301-1の屋根上に2基搭載された。

先行車は総合車両製作所(J-TREC)の横浜事業所(横浜市金沢区)で製造され、1月21日深夜に搬出。その後、横須賀線の逗子駅に入り13時44分頃、ディーゼル機関車にけん引されて同駅を発車した。

先行車は3月15日のダイヤ改正を機に営業運転を開始する。最終的には烏山線の全ての気動車が蓄電池電車に置き換わる予定だ。
《草町義和》

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