全体相場は3日ぶりに反発。
海外株高、円安を受け、寄り付きから買いが先行。大発会からの2日間でおよそ500円下落したとあって値ごろ感が強く、引けにかけて上値を切り上げる堅調な展開となった。
平均株価は前日比307円08銭高の1万6121円45銭と反発。昨年の大納会以来の1万6000円台を回復した。
自動車株は全面高。
日産自動車が39円高の935円と反発し、昨年12月10日以来約1カ月ぶりに900円台を回復。中国での新車販売の回復、新型「エクストレイル」の受注好調で人気を集めたもよう。
トヨタ自動車が30円高の6300円、ホンダが50円高の4280円と反発。
スズキ、富士重工業が堅調。
軒並み高の中、三菱自動車が45円安の1086円と大幅続落。前日最大2416億円の公募増資実施を発表したことで、需給悪化を懸念する売りに押された格好。