日産自動車の米国法人、北米日産は1月3日、2013年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は124万8420台。前年比は9.4%増だった。
ブランド別で見ると、日産ブランドが、新記録の113万1965台を販売。前年比は10.8%増と、2桁増を達成した。一方、インフィニティブランドは、2.9%減の11万6455台にとどまる。
日産ブランドの乗用車系では、主力中型車の『アルティマ』が、過去最高の32万0723台を販売。前年比5.9%増だった。主力小型セダンの『セントラ』が、21.4%増の12万9143台でこれに続く。『ヴァーサ』は、ハッチバックの『ヴァーサノート』(日本名:新型『ノート』)追加の効果もあり、3.6%増の11万7352台と過去最高。
日産ブランドのSUV系では、『ローグ』が新型投入を控えながらも、前年比14.3%増の16万2751台と、過去最高を達成。中型SUVの『パスファインダー』は、モデルチェンジ効果で新記録となる8万8632台を売り上げ、前年比は108%の大幅増。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、13.4%増の6万2837台を販売した。
インフィニティブランドでは、日産パスファインダーとメカニズムを共用する主力SUV、『QX60』が、前年比45.8%増の3万1602台と、唯一の前年実績超え。『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、2013年後半の発売ながら、1万7816台を売り上げている。