フランスの自動車大手、ルノーは欧州において、『メガーヌ クーペ カブリオレ』の大幅改良モデルの概要を明らかにした。実車は2014年1月、ベルギーで開催されるブリュッセルモーターショー14で初公開される。
現行メガーヌ クーペ カブリオレは2010年春、ジュネーブモーターショー10で発表。『メガーヌ』の4シーターオープン版だ。デビューから3年半を経た今回、初の大幅改良が施された。
ハイライトは、新しいフロントマスク。これは、メガーヌファミリーに順次導入されてきたもの。メガーヌ クーペ カブリオレでも、ボンネット、グリル、ヘッドライトなどを変更し、ルノーの最新言語を反映させたフロントマスクに進化。従来型に対して、表情を一新することに成功している。
装備面では、「ルノーR‐リンク」を新設定。ダッシュボード内蔵のマルチメディアシステムで、センターコンソールに配置されたジョイスティックで操作を行う。
好評のガラスルーフは、大幅改良モデルにも継承。屋根全体をガラスで覆うことで、高い爽快感を実現する。もちろん、このガラスルーフは開閉可能。スイッチ操作によって21秒でクーペとオープンが切り替えられる。ガラスルーフは2分割されて、トランクに収納される。
メガーヌ クーペ カブリオレの大幅改良モデルは2014年1月、ブリュッセルモーターショー14での初公開と同時に、まずはベルギーで発売。2014年3月には、フランス、ドイツ、オーストラリアなど、世界15市場以上へ投入される。