そして『Pegasus eye Map for AR』は地図情報を“省いた”ことを特徴としている。コンビニ、郵便局をアイコンで表示。わかりにくいビル名を景色に重ねて表示してくれる地図だ。ここで工夫したのは情報をはやく絞り込むためにあらかじめ決められた間隔で事前に情報を最適化したこと。これにより実現した表示の高速さに同研究所の強みがある、という。
『Pegasus eye Map for AR(ペガサスアイマップ)』はゼンリンの3次元デジタル地図の立体版。まち並みや雰囲気がつたわる点に利点がある。3Dだと出来てしまっていた高いビルの“死角”。視点を回転させる工夫を凝らしすべて見渡せるようにしている。
◆地図の精度を底支えする現地スタッフ、開通日から利用可能なデータベース
ここで紹介した『高精度地図データ』『ウォークアイマップ(WalkeyeMap)』『WAREM』『Pegasus eye Map for AR』『Pegasus sys Map for 3D』、これらはいずれも現地で収集した情報、そして集められた情報をデータベースにする独自システムの双方があってできるものだ。