自動運転技術を手がける中国のウィーライド(WeRide)が、北京市の高レベル自動運転実証区域内で午後10時から午前7時までのロボタクシー深夜公道テスト認可を取得した。
この許可により、ウィーライドは北京で24時間体制の自動運転配車ネットワーク構築に向けた重要な一歩を踏み出した。全天候・終日対応の自動運転モビリティサービス実現の基盤を築くことになる。
北京の夜間道路環境は、低照度や環境干渉、夏の大雨や冬の雪など複雑な条件が特徴で、自動運転システムにとって大きな課題となっている。これらの条件下では、特に低照度でのライダーとカメラの効果的なセンサー融合、夜間の歩行者識別、適切な応答実行において、認識・判断・制御能力への要求が高まる。