BMWグループのMINIは12月17日、MINI『ハッチバック』の「ジョンクーパーワークスコンセプト」の概要を明らかにした。実車は2014年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー14で初公開される。
同車は2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13と東京モーターショー13でワールドプレミアされた新型MINIハッチバックの高性能モデルを示唆したコンセプトカー。歴代MINIの頂点に位置してきた「ジョンクーパーワークス」(JCW)が、早くも新型にスタンバイしている。
外観は、ジョンクーパーワークスならではのスポーティな装い。専用バンパー&エアロパーツをはじめ、足元には18インチアルミホイールを装着。ボディカラーは、明るめのグレーを基調に、ルーフなどに赤をあしらった。
エンジンに関しては、現時点では公表されていない。ただし、新型MINIハッチバックの「クーパーS」グレードが、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。最大出力192ps、最大トルク28.5kgm(オーバーブーストモード30.6kgm)を引き出し、0-100km/h加速6.7秒、最高速235km/hの実力。ジョンクーパーワークスコンセプトが、これを上回る性能を備えているのは、確実だろう。
MINIは、ジョンクーパーワークスコンセプトについて、「超高性能なパワートレインとシャシー技術を採用。スモールカーセグメントに、最高の運転する楽しさを約束する」と説明している。