岡山デニム仕様のMINI、コンセプトカー『BLUE DRIVE』制作中

風が流れる方向に切り裂かれていく様を表現したシルバーデニム素材
  • 風が流れる方向に切り裂かれていく様を表現したシルバーデニム素材
  • ミリ単位の調整を繰り返しデニムファクトリーでパターン化されたラッピングパーツ
  • 制作風景
  • 青木被服本社にて行われる制作風景
  • 裏面はシルバー色と刺繍糸が複雑に絡みついた特徴的なデニム素材
  • ロゴ部の抜き取りも全てトレースを行いパーツごとに縫製と裁断を繰り返す
  • 2020年以降FAGASSENT のコレクションレザーとしてアパレルに使用されている藍色の箔が施されたPLAZMAレザー
  • FAGASSENT × MINI岡山 コンセプトカー「BLUE DRIVE」完成予想図

岡山県井原市に本社を置くジーンズ縫製工場、青木被服と、MINI COOPER正規代理店のMINI岡山が協業し、「岡山らしさ」を表現したコンセプトカーを制作する。コンセプトカーは『BLUE DRIVE』と名付けられ、2023年12月の完成を予定している。

青木被服が運営する「FAGASSENT」がMINI岡山と共に制作中のコラボモデルは、岡山デニムや英国からインスパイアされた。プロジェクトは、MINI岡山から青木被服に、岡山県を代表する特産物のデニムを使用したコラボレーション依頼があったことから始まった。青木被服の青木俊樹デザイナーが監修して夏に構想がスタートし、年末に完成する予定だ。

青木俊樹は、ロンドン芸術大学内のLONDON COLLEGE OF FASHIONで学生時代を過ごし、自身のブランド「FAGASSENT」のコレクションを同地で発表した経験がある。その縁で、英国ブランド車とコラボしたBLUE DRIVEのデザインに着手した。

制作中のBLUE DRIVEは、岡山デニムと特殊レザーを素材に用いたコンセプトカーだ。外装には、ブリーチを施したブルーデニムとブラックデニムを刺繍機で繋ぎ合わせ、ダメージを施した特殊素材が使用されている。内装には、豚皮をインディゴ色に染め、全面に箔を施したプラズマブルーレザーが使用されている。外側が疾走感のある素材に対し、内装は美しさやラグジュアリー感が溢れる演出だ。

BLUE DRIVEの完成は年末を予定しており、その他にもFAGASSENTとMINI岡山とのコラボアイテムが登場するという。

《レスポンス編集部》

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