ボルボ・カー・グループは12月2日、100台規模の大規模な自動運転の公道実験プロジェクトをスウェーデン・イェーテボリ市で開始すると発表した。
同プロジェクトは、ボルボ・カー・グループ、スウェーデン運輸管理局、スウェーデン運輸庁 、リンドホルメン・サイエンス・パーク、そしてイェーテボリ市が共同で実施するもの。
プロジェクトは、2014年にユーザー調査及び技術開発から始動し、同時にユーザーインターフェイスとクラウド機能の開発にも着手する。最初の実験車は、2017年までにイェーテボリ市の公道で走り始める予定。
実証実験では、イェーテボリ市周辺の決められた公道約50kmで自動運転を行う。指定された道路は日頃から通勤に使われている道で、高速道路や渋滞が頻繁に発生する地点なども含まれる。
またプロジェクトでは、ドライバーが車内にいなくても自動的に駐車する機能も提供。車が自動的に空きスペースを見つけ駐車するため、ドライバーは先に降りて目的地へ向かうことができるという。