今後4年間で20億本の電池を供給する契約を結んだパナソニックとテスラモーターズ。19日、パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社技術本部の生駒宗久主席技監が会見し、今後、国内2拠点で増産に対応することを明かした。
会見で、テスラ・モデルSに搭載されたリチウムイオン電池について説明した生駒氏は「今年度は大阪の住之江工場で生産能力を増強し、来年度は大阪府の貝塚工場での生産をスタートして生産増強を図っていきたい」と、テスラへ供給する20億本の生産体制について話した。
パナソニックが今後4年間でテスラ社に供給する20億本は、これまで同社が生産したリチウムイオン電池の累計45億本と比較して半分近い水準となる。2017年以降のテスラ社への供給に関しては「これからテスラさんからも新しい車も出てくると思っているので、継続的に供給できると信じている」とコメントした。