日本精工は、11月23日から12月1日まで、東京ビッグサイトで一般公開される「第43回東京モーターショー」に、「NO END.『無くす』技術が、人とクルマの明日を創る。」をテーマに、安全・環境分野に貢献する技術や製品を出展する。
安全分野では、電動パワーステアリング(EPS)とホイールハブモータが協調することで、高度なステアリング操作支援を可能にするシステム「アドバンスド・アシスト・ステアリング」を初出展する。ブースでは、実際にハンドルを握って、緊急回避や自働操舵のシミュレーションを体験できる。
高度なセンシング技術や駆動技術を統合した「誘導システム」を搭載する「障害物回避先導ヒューマンアシストロボット」も出展する。将来の自働運転や自動車の安全性や快適性の向上に結びつく可能性を持つ技術。
また、環境分野では「FF車フロントモジュールモックアップモデル」を通して、エンジンルーム内のエンジンやトランスミッションなどに適用できる代表的な製品・技術をアピールする。「ターボチャージャ用高機能カートリッジ軸受」を初出展するほか「オルタネータ用高信頼性クラッチプーリユニット」や「ハーフトロイダル無段変速部」を、コンピュータグラフィック動画を用いてわかりやすく易く紹介する。
さらにブース内では自動車の燃費向上に貢献する幅広い製品を展示する。「B-CVT用高信頼性低トルク玉軸受」や「HEV用低トルク玉軸受」、「次世代EV・HEV向け高速モータ用グリース潤滑玉軸受」などを出展する。