ドイツの高級車メーカー、BMWグループは11月8日、日本で11月20日に開幕する東京モーターショー13に、BMW『コンセプトM4クーペ』を出品すると発表した。
同車は、『4シリーズクーペ』の頂点にたつ「M」モデルを示唆したコンセプトカー。2013年8月、米国カリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」でワールドプレミアされた。モーターショーでの公開は、東京が初となる。
コンセプトM4クーペは、生産を終了した『M3クーペ』の後継車としての役割も担う。『3シリーズクーペ』はモデルチェンジを機に、『4シリーズクーペ』に呼称を変更。この4シリーズクーペの高性能版として、開発が進む『M4クーペ』を示唆したのが、コンセプトM4クーペ。
コンセプトM4クーペは、4シリーズクーペに対して、専用のエアロパーツやドアミラーなど、M流儀のモディファイを実施。軽量化も追求されており、ルーフはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製とした。これは、軽量化と車両の重心高を下げるのが狙い。
またボンネットは、中央が盛り上がったパワードーム状の専用デザイン。この下に搭載されるエンジンは、直列6気筒ツインターボ。最大出力はおよそ430ps、最大トルクは51kgm以上となる。