【ロサンゼルスモーターショー13】アキュラ の最上級セダン、RLX にハイブリッド…次期 NSX の技術を応用

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アキュラRLXスポーツハイブリッドSH-AWD
  • アキュラRLXスポーツハイブリッドSH-AWD

ホンダの海外向け高級ブランド、アキュラは11月1日、『RLXスポーツハイブリッドSH-AWD』の概要を明らかにした。実車は11月19日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー13で初公開される。

アキュラは2012年秋、ロサンゼルスモーターショー12において、新型車の『RLX』を発表。RLXはアキュラブランドのフラッグシップセダン。先代『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)の後継車だ。

RLXはこれまで、ガソリン車のみを設定。3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンは、最大出力310psを発生する。

今回、アキュラが発表したRLXスポーツハイブリッドSH-AWDは、RLXに追加されたハイブリッド搭載車。ホンダ独自の高性能ハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用するのが特徴。

スポーツハイブリッドSH-AWDは、エンジンをアシストするモーターとは別に、インホイールモーターを加えた合計3個のモーターで構成するハイブリッドシステム。ホンダが現在、開発を進める次期『NSX』の技術が応用されている。

次期NSXでは、ミッドシップに置かれたエンジンが後輪を駆動し、フロント左右のインホイールモーターが前輪を駆動する。一方、RLXではこの配置が逆転。フロントに置かれたエンジンが前輪を駆動し、リア左右のインホイールモーターが後輪を駆動する。

RLXスポーツハイブリッドSH-AWDでは、3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンに3個のモーターを組み合わせて、トータル出力377psを引き出す。トランスミッションは7速デュアルクラッチ。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地/高速/複合モードともに30マイル/ガロン(約12.75km/リットル)と公表されており、ガソリン車に対して、最大50%の燃費向上を果している。

《森脇稔》

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