米国のレクサスは10月31日、ラスベガスで11月5日に開幕するSEMAショー13において、複数の新型『IS』のカスタマイズカーを初公開すると発表した。
レクサスは今年のSEMAショーで、合計7台のISのカスタマイズカーを出品する計画。その中の1台が、Philip Chaseが手がけた新型IS。車名は『IS340』と命名された。
新型ISには、『IS350』グレードがある。IS340は、エンジンを3.5リットルV型6気筒から、『スープラ』や『アリスト』などでおなじみの2JZ-GTE型3.0リットル直列6気筒ツインターボに換装。さらに、排気量を3.4リットルへ拡大している。
この3.4リットル直6エンジンは、ギャレット製のターボチャージャーで過給。ピストンやインタークーラー、排気系、コンピューターなどもチューニングされ、最大出力700ps、最大トルク69kgmを獲得する。ノーマル状態のIS350の最大出力318ps、最大トルク38.7kgmに対して、大幅なパワーアップを果たす。
また、トランスミッションは、ATから5速MTに変更。ブレンボ製ブレーキやKW製サスペンション、フロント255/35ZR18、リア275/35ZR18タイヤなどで、足回りを強化している。