テスラのEV モデルS、ドイツ向けに改良…アウトバーンを意識

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テスラ・モデルS
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米国のEVベンチャー、テスラモーターズのEV、『モデルS』。同車が、ドイツ市場に合わせた改良を、無料で行うことが分かった。

これは10月23日、テスラモーターズが明らかにしたもの。ドイツのミュンヘンとベルリンを訪れた同社のイーロン・マスクCEOが、ドイツ向けモデルSの無償オプションの内容を公表している。

無償オプションの中身は、モデルSの足回りを、ドイツ向けにチューニングすること。ドイツには、速度無制限(実際には、速度制限区間も多い)で知られる高速道路、「アウトバーン」が存在する。このアウトバーンを高速走行する際、最適なパフォーマンスを発揮するよう、モデルSの足回りがチューニングされる。

この無償オプションは、ドイツでモデルSを購入する全ての顧客に適用。既存のモデルSオーナーにも、後付けのレトロフィットの形で提供される。

同社のイーロン・マスクCEOは、「ドイツは自動車エンジニアリングの真価を認める国。これは我々にとって、非常に重要なこと」とコメントしている。

《森脇稔》

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