10月13日、日産自動車のスポーツモデル『マーチ12SR』の生誕10周年を祝おうとオーナー達が集まり、当時の開発担当者の中島繁治氏を迎えてオーナーズミーティングを開催。会場では、お祝いのケーキを前に記念撮影など、オーナーと開発者が一緒になって10周年を祝った。
マーチ12SRオーナー達が企画したこのイベントは、オーテックジャパン、日産自動車、ニスモとメーカーがサポートするカタチで実現。オーナー達からの祝福に、中島氏は「開発をしてきた人間として、こんなに沢山の人が集まって祝ってくれて、本当に開発者冥利に尽きます」と感想を語った。
2004年の誕生から10周年となる『マーチ12SR』は、エンジンやサスペンションなどに、オーテックによる専用チューニングがされたスポーツモデル。会場には、マーチ12SRファンが集まるオーテックのコミュニティサイト「AOG」を通じて45台のマーチ12SRが集まり、東は宮城県、西は三重県からやってきた88人が参加。
イベントでは、中島氏が当時の開発コンセプトや開発にまつわる秘話を披露してオーナー達の問いかけに応えるなど、コミュニケーションを図ったほか、会場には『マーチ12SR』の血を受け継ぐ『マーチNISMO』が展示され、12月の発売を前に初走行を披露、抽選で選ばれた参加者が同乗試乗を楽しんだ。
イベントを締めくくりには、会場となった日産自動車の試験場「グランドライブ」のコースでパレードランを実施、マーチ12SRが隊列で走行した。