韓国のキアモーターズは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、コンセプトカーの『ニロ』(『Niro』)を初公開した。
ニロは将来、欧州Bセグメントに投入する可能性のあるクロスオーバー車を示唆したコンセプトカー。デザインはキアモーターズのドイツ・フランクフルトのデザインスタジオが担当。欧州チーフデザイナーのGregory Guillaume氏が主導した。
ボディサイズは、全長4185×全幅1850×全高1558mm、ホイールベース2590mm。上方へ開くサイドドアが目を見張る。フロントのタイガーノーズは、キア車のアイデンティティ。足元には、225/40R20サイズの大径タイヤを履く。
パワートレインは、ハイブリッド。フロントに、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDi」エンジンを搭載。最大出力160psを発生する。リアには、最大出力45psを引き出すモーターをレイアウト。トランスミッションの7速デュアルクラッチとした。
フランクフルトモーターショー13のプレスカンファレンスには、チーフデザイナーのGregory Guillaume氏が登場。「人々の反応が良ければ、ニロの市販化を検討したい」とコメント。市販に前向きな姿勢を示している。