マルシャ・フェラーリ誕生へ

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フェラーリ(2013年 F1 ドイツGP)
  • フェラーリ(2013年 F1 ドイツGP)
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マルシャは、2014年シーズンからフェラーリとテクニカルパートナーシップを結び、同社のエンジンを搭載すると発表した。2010年のF1参戦以来、マルシャはコスワース・エンジンを使用していた。

マルシャはフェラーリのカスタマーチームとして2014年レギュレーションに基づく1.6リットルV6エンジンと、エネルギー回生システムを使用する。トランスミッションその他のコンポーネントもフェラーリ仕様になるという。

マルシャCEOのアンディ・ウェッブは次のように語っている。「今回の決定は、われわれチームにとって非常に大きな意味があります。F1の歴史上、最も多くの成功を収めたマニュファクチャラーからエンジンを供給されることに加えて、私たちのF1に対する関わりが一時的なものではない本物であることの証明にもなるからです」

「来年導入の新しいパワートレイン規定は、現行のV8フォーミュラ導入時以来、最も重大な変化であると同時に、エネルギー回生システムの役割が高まったという点でも非常に大きな意味があります。F1コンペティションが大きな変化を経験するこの時代に、スクーデリア・フェラーリと共に仕事ができることを楽しみにしています」

また、今回のマルシャの正式発表によって、コスワースは2013年をもってF1エンジンサプライヤーとしての活動を打ち切ることになる。当面はF1活動の計画はないようだ。

《編集部》

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