7月13日スーパーフォーミュラ第3戦の予選後、富士スピードウェイにてFIA世界耐久選手権第6戦“富士6時間 耐久レース”の出場選手による会見が行われた。出席したのは、アウディスポーツ チームヨーストのロイック・デュバル選手、アンドレ・ロッテラー選手、トヨタ・レーシングの中嶋一貴選手と富士スピードウェイの堤 健吾代表取締役社長。まず、6月23日に開催されたルマン24時間レースの感想を訊かれると、デュバル選手は「今まで参戦した中で最も厳しいと感じるレース。何よりも天候を24時間読み続けなければならないのがとても困難だった。序盤に事故があったのはとても悲しむべきことだが、一方で優勝出来たのは非常に喜ばしいことだと思う」と語った。また、トラブルに見舞われ長時間のピットインを余儀なくされたロッテラー選手は「車両のオルタネーターで問題が発生して、時間を取られてしまった。結果的に5位でフィニッシュできたが、スタートも車の状態も良かっただけに残念だ」と話した。更に、WECへの意気込みについて質問が及ぶと、初参戦となるデュバル選手は「トヨタにとってホームトラックなので、それを踏まえて全力を尽くしたい」、ロッテラー選手は「去年出場した中で最も好きなレースの一つ。とても楽しみにしている」と答えた。また両選手とも「富士には、チーム関係なくスーパーカーレースに対して理解の深いファンが多いので、空気も良く走りやすい」と印象を述べている。WEC第6戦の開催は10月18~20日。
TOYOTA GAZOO Racing、多彩なモータースポーツ体験イベント開催へ…WEC JAPAN FUJI 2025年9月17日 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、9月26日から28日まで富士スピー…