自動運転化を前に急がれるサイバー攻撃防止への研究

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自動運転化を前に急がれるサイバー攻撃防止への研究
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  • ESCRYPT社社長のヴァイマースキルヒ・アンドレ氏

ボッシュの関連会社であるESCRYPTは、ボッシュグループの年次記者会見において、自動車におけるサイバー攻撃防止システムの開発について、同社社長のヴァイマースキルヒ・アンドレ氏がスピーチした。

現在、自動車はさまざまな装置が電子制御で動くようになっている。今後、自動運転などが行えるようになると、その比率はさらに高まる。一方、電子制御であるので、外部からのサイバー攻撃によってクルマを乗っ取られるようなことも起きる可能性があり、ESCRYPTではそうした事態への対応を研究開発している。

対策としてはハードウエアセキュリティモジュールの強化、車車間通信や路車間通信の完全性、無線インターフェースの保護などがあげられ、研究が続けられている。

またドイツでは3割の中古車でオドメーターの改ざんが行われているという報告もあり、こうした面でのセキュリティも重要視されている。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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