ルノー カングーオーセンティック…“素”の魅力を追求

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ルノー・カングーオーセンティック
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6月25日より、ルノー・ジャポンから300台限定で、『カングーオーセンティック』が発売される。初代カングーに続き、2代目でも限定車としての導入だ。

初代カングーオーセンティックについて、ルノー・ジャポン広報グループの佐藤渉さんは、「(今回モデル以上に)ドラスティックに装備を省きました。ユーザーから自分たち好みの装備を取り付けたり、工夫をしたいという声があったので、オーディオも省きました」と振り返る。

しかし、今回の限定車はそこまではしていない。「前回と同様の需要がないわけではありませんが、ちょっと省きすぎて、単なる廉価版になってしまったのです」といい、「今回は、あくまでも標準のクルマに対して、"もっとディープにクルマを使いたい"という要望に応えるためのクルマです。オーディオは装備され、エアコンもマニュアルですが装着されるなど、乗用車としての必要な装備は一通りきちんと付いています」と、もう一度コンセプトを見直したことを話す。

今回省かれたものはオーバーヘッドコンソールやシートバックテーブルなどで、いずれも趣味や仕事でクルマを使いたいというニーズを考えると必要ないと判断されたものである。特にオーバーヘッドコンソールは、「先代カングーは天井両サイドに取り付けられており、長尺ものを積む際、ルーフスペースはそのままフロントまで使えました。しかし、現行は天井部分に左右方向に取り付けられており、フロントまでルーフスペースを使うことが出来ないので、取り外すことにしたのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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