もともと欧州日産のワンオフプロジェクトでありながら、限定生産という夢のようなプロジェクトに発展した『ジューク-R』。『ジューク』に『GT-R』のパワートレインを移植したスーパーSUVの最新映像が、ネット上で公開された。
ジューク-RはGT-R用の「VR38DETT」型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジン(プロトタイプの最大出力はGT-Rデビュー当初の480ps)をはじめ、独立型トランスアクスル4WDや6速デュアルクラッチトランスミッションまでも、そっくり移植。中身は、ほぼGT-Rといえるジュークである。
量産版のジューク-Rでは、プロトタイプよりもパワーアップ。その最大出力は65ps引き上げられ、545psを引き出す。そして最高速は、257km/hに到達する。
最新映像は5月7日、日産のスペイン公式サイトが公開したもの。スペインで開催されたNISMOの特別イベントにおいて、ジューク-Rがサーキットを走行。そのパフォーマンスを披露している。