BMWが2012年9月、パリモーターショー12でワールドプレミアした『コンセプト アクティブ ツアラー』。同車の最新映像が、ネット上で公開されている。
コンセプト アクティブ ツアラーは、BMWが近い将来、小型MPV市場への参入を示唆したコンセプトカー。コンパクトボディでありながら、広い室内空間を追求しているのが特徴。
小型ボディで広い室内を実現するため、BMWは駆動方式に新たな試みを導入。BMWといえば、これまでFR駆動を基本としてきた。しかし、コンセプト アクティブ ツアラーについて、BMWは「エンジンは後輪を駆動せず、前輪を駆動する」と説明。BMWブランドとして初めて、FF方式を採用する。
コンセプト アクティブ ツアラーのパワートレインはPHV(プラグインハイブリッド)で、フロントにレイアウトした新開発の1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンが、前輪を駆動。リアアクスルに置かれるモーターが後輪を駆動する4WDだ。しかし、PHVではない通常の市販モデルでは、駆動方式はFFを基本にすると見られる。
モーターショーでのワールドプレミアから、7か月以上を経た今回、最新映像を公開したBMW。コンセプト アクティブ ツアラーの市販も近いと予想される映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。