日産自動車が4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13でワールドプレミアしたコンセプトカー、『フレンド・ミー』(Friend-ME)。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
フレンド・ミーは、中国で1980年代に生まれた約2億4000万人の若い世代をターゲットに開発されたコンセプトカー。彼らの憧れるものを探究し、とくに20代半ばの男性の社会的な行動形態に焦点を当てて開発したのが、フレンド・ミー。
外観は、力強い彫刻的なラインを備え、きらびやかな夜の街中でも注目を集めるような堂々としたフォルムを追求。ワイド&ローのスタンスと、短い前後オーバーハングが、がっしりとしながらアグレッシブでスポーティな雰囲気を表現している。
室内は、乗車する4人全員が対等な立場であることを重視。独立した4つのシートは、先進的なデザイン。4人全員が、車速、ナビゲーション、燃料の残量など、同じ情報を共有できる。また、4人それぞれが、自分好みの音楽を聴くことも可能。
世界最大の新車市場、中国の今後を担う若い世代に向けたフレンド・ミー。日産自動車の商品企画本部の本部長、フランソワ・バンコン氏が同車の特徴を解説した映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
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