3月27日、米国のレース“パイクスピーク”参戦で知られる“モンスター田嶋”こと田嶋伸博氏が、EVベンチャー「SIM-Drive」の代表取締役社長に就任することが発表された。
田嶋氏は、自身の会社タジマモーターコーポレーションの代表取締役社長を辞任しての就任となる。
会場では、田嶋氏は「この3年間のSIM-Driveの経験と実績を生かして、私の方ではできるだけ早く実用化できるよう、電気自動車の普及にお役に立てるよう頑張りたい」と挨拶した。
一方、これまで代表取締役社長を務めた清水浩氏は、取締役兼ファウンダーとしてインホイールモーターの研究に専念する。
清水氏は「新しい体制を作ろうということで田嶋さんを社長としてお迎えし、この会社をより大きくしていこうと決議しました。私はこの会社をさらに盛り上げるため今まで以上の力を注いでいくことをお約束し、世界中に電気自動車を広げていくことを続けていきたい」と語った。