トヨタ自動車は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『オーリス ツーリング スポーツ』の量産モデルを発表した。
同車は2012年9月、パリモーターショー12にコンセプトカーとして出品。トヨタは今回、ジュネーブモーターショー13で、オーリス ツーリング スポーツの量産モデルを発表。欧州での同車の発売に備える。
オーリス ツーリング スポーツは、日本向けの新型『オーリス』にはない欧州専用のステーションワゴン。5ドアハッチバックボディの新型オーリスに対して、リアのオーバーハングを延長。実用性の高い荷物スペースを備えたステーションワゴンとした。
外観は、リアをワゴン専用にデザイン。バンパーやテールゲートのデザインが、ハッチバックと違う。とくに、荷室フロアの地上高は、ハッチバックよりも80mm低く設定されており、荷物の積み下ろしに配慮する。
パワートレインは、欧州仕様のハッチバック同様、ガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジンとハイブリッドの3種類をラインナップ。ハイブリッドは『プリウス』と基本的に同じシステム。1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた。