スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは3月1日、2月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、2月としては過去最高の2万8163台。前年同月比は11%増と、15か月連続で前年実績を上回った。
2013年モデルとしてマイナーチェンジが施された主力車種、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は9016台を売り上げ、引き続きスバルオブアメリカの最量販車に君臨。前年同月比は2.9%増と、2か月連続で増加した。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も3.6%増の3745台と、2か月連続で前年実績を上回る。
一方、『フォレスター』は、今春に新型投入を控えている。モデル末期が影響し、2月は5529台にとどまった。前年同月比は0.7%減と、3か月ぶりに前年実績を割り込む。
また、新型『インプレッサ』(「WRX」を除く)は2月、4515台を販売。前年同月比は28.7%減と、2か月連続のマイナスだ。2012年9月に投入された派生車種の『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は、3258台と好調な立ち上がりが続く。
スバルの2013年1-2月米国新車販売は、前年同期比15.9%増の5万5826台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール副社長兼COOは、「新型フォレスターの発売は3月。3月も販売新記録を打ち立てるだろう」と述べている。