日産 ティアナ 新型、中国で発表

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新型 日産 ティアナ
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日産自動車と中国合弁パートナーの東風汽車は2月26日、中国広州において、新型『ティアナ』を発表した。

ティアナは2003年の発売以来、世界74の国と地域で累計100万台を販売。新型は日産のグローバルフラッグシップセダンとして、ひとクラス上の俊敏で快適なドライビングを追求した。中国市場向けの新型ティアナは、中国湖北省の東風日産の襄陽工場で生産。3月中旬、中国での販売を開始する。

新型は、現行モデルで高い評価を得てきたラグジュアリーな快適性に、日産の北米向け主力セダン、新型『アルティマ』のDNAにインスパイアされた高いパフォーマンス性能を追加。搭載エンジンは、新開発のQR25DE型2.5リットル。トランスミッションは、エクストロニックCVTだ。日産によると、優れた加速性能と燃費性能を両立し、新設計のリアのマルチリンクサスペンションが、高い操縦安定性を実現するという。

室内は、インストルメントパネルからドアトリムへと伸びる個性的なラインが特徴。日産は、「スポーティなレイアウトと室内空間の最大化を両立」と説明する。

機能面では、リアビューモニター用のカメラを活用した最新のセーフティシールド技術を導入。さらに、NASAのノウハウを生かしたゼログラビティ・インスパイアードシートを採用。「長時間走行時の疲労を最小化する」というのが、日産の説明だ。

日産自動車のアンディ・パーマー副社長は、「新型ティアナは、日産ブランドのアンバサダーであり、日産ならではの品質、スタイル、そして今までなかったワクワクを提供する。同車によって、顧客のニーズを満たすだけでなく、高級セダンセグメントにおける日産のポジションが、より強化されることを期待する」とコメントしている。

《森脇稔》

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