トヨタ自動車の米国向けブランド、サイオンが2月7日、シカゴモーターショー13でワールドプレミアした『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)のプロ/セレブリティレース仕様車。同車の製作過程を紹介した映像が、ネット上で公開中だ。
プロ/セレブリティレースは毎年4月、ロサンゼルスで開催される「トヨタ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチ」の人気イベント。INDYCARシリーズの前座レースとして、有名人やレーシングドライバーが、毎年ワンメークで争う。その車両に、今年はサイオンFR-Sが起用される。
市販車に最低限の改造を施して、イコールコンディションで競うのがプロ/セレブリティレース。直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンは、TRDのステンレスエグゾーストや吸気システムを採用。最大出力はプラス10psの210psを引き出す。
さらに、サスペンションやブレーキも強化。レーシングクラッチも装備した。内装材を取り外し、ロールケージを組み込むなど、プロ/セレブリティレース仕様に変身する86の映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
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