ゼットエムピーは、日本マイクロソフトと共同で開発している『RoboCar PHV』をオートモーティブワールド13の会場で公開した。トヨタ『プリウスPHV』をベースとした次世代自動車の開発用プラットフォームで、他の企業に対しても提供できるという。
RoboCar PHVは、速度やエンジン回転数、ハンドル回転量などをCANを通して取得することができ、ノートパソコンやタブレットからステアリング、アクセル、ブレーキを制御することが可能となっている。
こうした次世代車両を開発しようとしている企業が「一からクルマを作る」のではなく、ある程度のシステムを搭載した状態をゼットエムピーが販売することで、開発のハードルを下げることも狙いだという。
会場に展示されたクルマに付いていたプライスは700万円からとなっていた。また、展示されていたクルマはタブレットからステアリング操作が可能となっており、その実演も行われていた。