フランスの自動車大手、プジョーは1月10日、中国市場において、『3008』を発売したことを明らかにした。
3008は2009年春、ジュネーブモーターショー09でデビュー。『308』をベースに開発されたプジョー初のクロスオーバー車だ。2010年6月には、日本市場にも導入されている。
中国では、プジョーと東風汽車の合弁、東風プジョーの工場で現地生産。中国では、プジョーブランド初のSUVに位置づける。中国で急成長中のSUV市場に、プジョーは3008で参入した。
中国仕様の3008は、PSAプジョーシトロエンの上海デザインセンターが、中国の顧客の嗜好に合わせて、デザインを一部変更。フロントグリルが格子状から、横基調デザインに改められているのが特徴だ。メッキの装飾も強調されている。
搭載エンジンは、PSAプジョーシトロエンとBMWグループが共同開発した直噴1.6リットル直列4気筒ガソリン「THP」ターボ。最大出力は156ps、最大トルクは24.5kgmを発生する。
プジョーは3008を、中国324か所のディーラーネットワークを通じて発売。2013年は、年間4万台を売る計画だ。