【日産 リーフ 値下げ】片桐副社長、最大限の自助努力で

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日産自動車は1月17日、電気自動車(EV)『リーフ』の価格を4月から各グレードとも約28万円引き下げると発表した。昨年11月に実施したマイナーチェンジに伴う値下げから2カ月で、再値下げを決めた。

最高グレードの「G」の場合、現在と同じ国の補助金(78万円)繰り入れを考慮すると299万円7000円と、300万円を割る。また昨年11月に導入した普及グレードの「S」は、同様に221万3000円となる。佐賀県など自治体の補助金を控除すると、Sは180万円台で購入できる地域が相当出るという。

会見した片桐隆夫副社長は、4月からの実施について「補助金制度の切り替え等を考慮したため」と説明した。同時に、マイナーチェンジ後に購入したユーザーや、3月末までに購入するユーザーには、今回の値下げ分相当を日産販売店で使えるクーポンで還元する方針を示した。

片桐副社長は、「11月のマイナーチェンジ後もお客様からは、更なる普及のためには、更なる価格引き下げが必要との声も頂いた。最大限の自助努力を図ることとした」と、再値下げの背景を語った。一方で「ビジネスにならなければ事業は継続できない」とし、”出血値下げ”ではないとの見解も示した。

《池原照雄》

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