三菱自動車など、在ロシア販売会社に資本参画…販売力強化

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三菱商事、三菱自動車工業とロシアRolfグループの3社は、在ロシアの三菱自動車総販売代理店であるRolf Import社(RI社)につき、三菱自動車の参画を通じ、資本再編することに合意した。

新生RI社は、三菱商事と三菱自動車が、Rolfグループの所有するRI社株式を9%ずつ譲り受けることにより、三菱商事49%、Rolfグループ42%、三菱自動車9%の株主構成となる。

ロシアの自動車総需要はリーマンショック後の落ち込みから回復、2012年の新車販売台数は過去最高の約290万台に到達し、ロシア経済の潜在的成長性を背景に中長期的にもさらなる拡大が見込まれている。同国における三菱ブランド車の販売はSUVモデルを中心に好調を維持しており、2012年の新車販売台数は7万4000台に達している。

Rolfグループは、1992年よりロシアにおける三菱ブランド車の販売事業を行ってきており、2004年に三菱ブランド車の輸入卸売事業に特化したRI社を設立。2009年には三菱商事が同社に出資参画し、Rolfグループと共にその経営・販売・物流機能の強化に取り組んできた。今回の三菱自動車のRI社への参画は、商品企画面でマーケットニーズにより迅速に対応できる体制を作り、競争が激化するロシア市場でさらなる成長を目指すもの。

三菱自動車は、ロシアを最重要市場の一つと位置づけ、2008年5月にPSAプジョー・シトロエン社との合弁で現地生産工場を設立済みであり、2012年11月からは新型『アウトランダー』の本格生産を開始。今後も『パジェロスポーツ』など、ロシアでの生産車種を増やしていく計画。今回のRI社への新規出資により、生産・販売が一体となった事業を推進していく。
《纐纈敏也@DAYS》

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