アウディの米国法人、アウディオブアメリカは1月3日、米国で1月14日に開幕するデトロイトモーターショー13において、新型『RS5カブリオレ』を米国プレミアすると発表した。
RS5カブリオレは、アウディ『A5カブリオレ』をベースに、アウディの子会社、クワトロGmbHが開発した高性能モデル。すでにクーペボディの『RS5』は発表されており、今回そのオープン版が米国で初公開される。
パワートレーンは、クーペのRS5と共通。自然吸気の直噴4.2リットルV型8気筒ガソリン「FSI」エンジンは、スーパーカーの『R8』譲りで、最大出力450ps/8250rpm、最大トルク43.8kgm/4000 - 6000rpmを引き出す。
トランスミッションは、7速「Sトロニック」。駆動方式はアウディ独自のフルタイム4WD、「クワトロ」。RS5カブリオレは0 - 100km/h加速4.9秒と、クーペの4.6秒に対して若干劣る。しかし、最高速は250km/h(リミッター作動)。クーペ同様、オプションでリミッターの解除が可能で、この時の最高速は280km/hに到達する。
サスペンションやブレーキなど、足回りは強化されており、内外装にもRSモデルに相応しいスポーティな演出が施される。RS5カブリオレは米国では2013年春、納車が開始される予定だ。