2013年1月11日より、三菱自動車から『デリカ D:5 クリーンディーゼル』が発売される。
「ディーゼルについては2008年あたりから、『パジェロ』などが新長期対応として登場しました。この当時、規制が後々変わることがわかっており、今買って大丈夫なのかということから、販売比率は決して上がっていませんでした」と振り返るのは、同社広報部商品広報グループの木内隆氏。
その後、「パジェロを2010年にクリーンディーゼルにし、先行きも見えてきたタイミングでは、7割ほどがディーゼルとなりました。また、直近ではマツダ『CX-5』の8割がディーゼルですので、ディーゼルに対するネガティブな、汚い、臭い、煩いといったイメージが払拭され、選んでもらえるところまで来ているのではないでしょうか」と述べる。
また、同社広報部商品広報グループの山西学氏は、「デリカといえば4WDミニバン、なおかつ、悪路も走れるという走破性をウリにしているクルマです。さらに、ディーゼルエンジンにより、力強い走りを実現しました。国産のミニバンで、クリーンディーゼルを初めて出そうと取り組んだクルマなのです」と語った。