三菱自動車は12月26日、『デリカD:5』にクリーンディーゼルエンジン搭載車を、2013年1月11日より発売すると発表した。
同社広報部商品広報グループの木内隆氏によると、グレードは大きく2つあるという。「D-PremiumとD-Power packageの2種類で、それぞれガソリン車のG-PremiumとG-Power packageと、基本的な装備内容は準じています」と述べる。
ガソリン車との違いについて、まずエンジンは、「2.2リッタークリーンディーゼルエンジンを6速スポーツモード付ATと組み合わせています」。そして、エクステリアは、基本的に一緒であり、「テールゲートの右下あたりに“DI-D CLEAN DIESEL”というステッカーが貼ってあるくらいです」
各グレードの特徴について木内氏は、「D-Power packageは、両側スライドドアが電動になるなど、実用装備を採用している中級の量販グレードです。そして、D-Premiumはそれに、ナビやプレミアムオーディオ、クルーズコントロール、電動のテールゲートなど多くの装備が装着されているグレードで、オプションで悩むものといえば、2ndシートの後席モニターくらい豊富な装備のグレードです」という。
「価格は、D-Power packageがガソリン同グレードに対し、34万7千円アップの341万9千円。D-Premiumは、同じく31万5千円アップの393万4千円となります」とした。 (取材 内田千鶴子)