エアバス『A380』は、2007年にシンガポール航空で就航して以来、エミレーツ航空やエールフランス、ルフトハンザ航空などで使用されている大型旅客機。
最大の特徴は、世界初の総2階建て大型旅客機であること。現時点における世界最大の旅客機として、航空各社では機内にバーラウンジやシャワールームを設置するなど、そのスペースを最大限に活かした運用がなされている。
また、コックピットにも最新技術が採用される。フライ・バイ・ワイヤ・システムを備える他のエアバス機とも共通性を確保しているほか、主要計器パネルには、大画面で情報が読み取りやすい8個のインタラクティブ・ディスプレイが設置される。そのほか、ヘッドアップ・ディスプレイも装備されている。
2012年における同機の定価は、約311億9200万円。