11月のホンダ米国新車販売、38.9%の大幅増…アコード 新型は8割増し

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北米向け新型ホンダ アコード
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月3日、11月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、11月としては過去最高の11万6580台。前年同月比は38.9%増と、10月の8.8%増に対して伸び率が大きく拡大し、7か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、『シビック』が大幅改良モデル発売前にもかかわらず、3万0075台を販売し、前年同月比は75.5%の大幅増。『アコード』(日本名:『インスパイア』)は、9月半ばに新型を発売した効果で、前年同月比82.8%増の2万6248台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、2万2333台を販売。前年同月比は36%増と、10月の4.5%増から伸び率が拡大した。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、1.9%増の9318台と2か月ぶりに増加。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比20.5%減の1918台と、2か月連続の前年実績割れ。『TSX』も34.3%減の1768台と、5か月連続のマイナスだ。SUVの2車は好調で、新型を発売した『RDX』が129%増の3036台。『MDX』も1.8%増の3368台と堅調だ。

ホンダの2012年1-11月米国新車販売は、前年同期比23.4%増の129万0011台。アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「11月の過去最高の販売結果は、主力車種の人気の確かさを示すもの。2012年の素晴らしい結果に向けて、準備が整った」と述べている。

《森脇稔》

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