フォルクスワーゲンの中国主力車、サンタナ…30年ぶりのモデルチェンジ

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新型フォルクスワーゲン サンタナ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは10月29日、ドイツのヴォルフスブルクにおいて、新型『サンタナ』を初公開した。

サンタナは、フォルクスワーゲンの中国における大ベストセラー車。初代は1983年の中国発売開始以来、累計約400万台を売り上げた。サンタナは日本でも販売された過去があり、1984年から日産自動車が、神奈川県座間工場でサンタナをライセンス生産している。

中国では、デビューから29年という長期に渡って販売され続けた初代サンタナ。今回ようやく、2代目にモデルチェンジを果たす。

新型のデザインは、フォルクスワーゲンの最新DNAを反映させたもの。ホイールベースは2603mmと初代よりも長めに取り、後席ひざ元のスペースを拡大した。トランス容量は、480リットル(VDA計測法)を確保する。

安全面では、ABS、ESC、フロント&サイド&ヘッドエアバッグを標準装備。中国では、「トレンドライン」、「コンフォートライン」、「ハイライン」の3グレードが設定され、グレードにより、レザーシートやオートエアコン、電動サンルーフ、アルミホイール、パークセンサーなどが用意された。

エンジンは、新開発の「EA211」型直列4気筒ガソリンエンジン。1.4リットルは最大出力90ps、1.6リットルは最大出力110psを引き出す。燃費性能は、1.4リットルが16.95km/リットル、1.6リットルが16.67km/リットル。フォルクスワーゲンによると、燃費やCO2排出量は先代比で最大28%改善しているという。

新型サンタナは、フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲンで現地生産される。

《森脇稔》

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