富士重工業が9月25日発表した『インプレッサ XV』の商品企画責任者を務める竹内明英プロダクトゼネラルマネージャーは、「(インプレッサの)派生車とはいえ、商品は別物」とした上で、既存のインプレッサと食い合いにはならないと断言する。
竹内氏は同日都内で開いたインプレッサ XV発表会後、一部報道陣に対し、「かなりのデザインの違いとか、性能のそれぞれの味付けもチューニングしてきたので、派生車というよりも、XVという車がスバルにはあると認識して頂けるような戦略でいるし、インプレッサのグループ全体として選択の余地が広がったと思って頂ければいい」と述べた。
その上で「やはりお客さんの層が違う。もともとの生まれ、エンジニアリング的にいうとインプレッサのグループだが、商品としてはもう別物として、XVとしてひとりでどんどん歩いていってもらいたいという狙いがあるし、販売店側もそういう意気込みでやっている」と強調した。
インプレッサ XVの国内での販売開始は10月5日から。価格は219万4500~246万7500円で、月1000台の販売を計画している。