フォルクスワーゲングループジャパンから新しいスモールカー、『up!』が発表された。発売は10月1日からである。
8月に就任したばかりの同社代表取締役社長の庄司茂氏は、「up!はこれからの時代にマッチしたスモールカーとして一方ならぬ情熱を込めて開発されたクルマです。欧州や日本などの先進国のみならず、今後新興国に向けても生産を拡大していく可能性を秘めた、VWのグローバル戦略車でもあるのです」とその位置づけを語る。
また、「全長は3.5m余りと最も小さなVWですが、品質や信頼性、安全性や走りの安心感といった本質的な部分ではまぎれもない本物のVWです。また、このクラスのベンチマークを目指したことで、クラスレスなクルマとなり、初代『ビートル』や『ゴルフ』のように世界中の方々に長きに渡って愛されるクルマになるであろうと予感しています」と話し、「それは何よりも上質でタイムレスなup!のデザインに由来するのではないでしょうか」と述べた。