フォード モンデオ 新型、大型セダンにも3気筒1.0リットルエンジン搭載

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新型フォード モンデオ
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フォードモーターが、欧州市場へ投入する新型『モンデオ』。欧州では、大型ファミリーカーに分類される同車に、1.0リットルの3気筒エンジンが用意されることが分かった。

これはフォードモーターが、オランダ・アムステルダムで開催した特別イベント、「Go Further」で発表したもの。新型モンデオに、直噴1.0リットル3気筒ガソリンターボ、「エコブースト」を搭載することが告げられたのだ。

同社は2012年1月、デトロイトモーターショー12において、新型『フュージョン』をワールドプレミア。この北米向け主力中型セダンが、欧州市場には新型『モンデオ』として投入される。

新型モンデオ用の1.0エコブーストは、欧州向けの『フォーカス』に先行搭載。エコブーストは、フォードモーターの新世代ガソリンエンジン。最新の直噴技術やターボチャージャーなどを採用することで、パワーと環境性能を両立する。その中でも、ダウンサイジングコンセプトを前面に押し出しているのが、シリーズ最小の1.0リットルの排気量を備えた3気筒ユニットだ。

最大出力は100psと125psの2種類のチューニングが存在するが、新型モンデオ用は125ps仕様。最大トルクは17.3kgmで、オーバーブーストモードでは20.4kgmを発生。CO2排出量は130g/km以下と、クラストップレベルの優れた環境性能を実現する。

フォードモーターは、「大型ファミリーカークラスに、未だかつてない小さなエンジン。フォード車としても、こんな小さな排気量を備えた大型車は、過去に存在しなかった」と説明している。

《森脇稔》

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