フォードの欧州Dセグメントセダン『モンデオ』に設定される派生ワゴン、『モンデオエステート』改良新型プロトタイプを、豪雪のフィンランドでカメラが初めて捉えた。
「モンデオ」は、1993年『シエラ』後継モデルとして、初代モデル「Mk1」を発売。翌年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。その後、2000年に「Mk3」、2007年に「Mk4」、2013年に現行モデルである「MK5」が発売されている。ボディタイプは、5ドアハッチバック、4ドアセダン、エステートを用意。セダンにはハイブリッドが設定されている。
捉えたプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュしているが、新コーナーエアインテークを備えるバンパーのほか、ヘッドライト、及びテールライトのグラフィックがリフレッシュされる予定だ。キャビン内も初めて捉えた。フォード自慢のインフォテインメントシステム「Sync3」最新世代を搭載するタッチスクリーン、その下にはデザインが刷新されたオーディオ&エアコンスイッチ類を配置。ギアシフターは、トルクコンバーター式8速ATロータリーセレクタに変更されている。
パワートレインは、新開発1.5リットル直列3気筒EcoBoost、及び2.0リットルEcoBlueターボディーゼル、そして初となるハイブリッドモデルには、2019年『フュージョン』に搭載された9.0kWhリチウムイオン電池を搭載。電気だけで約25マイル(40.2km)の後続を実現する。
安全面では、「Co-Pilot360セーフティパック」を搭載。適応型クルーズコントロール、アクティブパーキングアシスト、回避ステアリングアシスト、レーンキープアシスト、歩行者検知による自動緊急ブレーキなど充実装備がドライバーをバックアップする。
ワールドプレミアは、2019年内のモーターショーとなる。