トヨタ自動車が8月20日、日本国内で発表した新型『オーリス』。欧州では同車に、ステーションワゴンが追加されることが分かった。
これは9月6日、欧州トヨタが発表したもの。フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、『オーリス ツーリング スポーツ』(英国では『オーリス ツアラー』)を初公開することが告げられたのだ。
オーリス ツーリング スポーツは、5ドアハッチバックボディの新型オーリスのリアオーバーハングを延長し、ステーションワゴン化したモデル。欧州Cセグメントでは現在、ステーションワゴンの販売シェアが25%を占めており、トヨタはオーリス ツーリング スポーツでCセグメントワゴン市場に参入する。
また新型オーリスは、欧州ではガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジンとハイブリッドの3種類のパワートレーンを用意。オーリス ツーリング スポーツもこれに倣い、3種類のパワートレーンを設定する。欧州トヨタによると、Cセグメントのワゴンでハイブリッド、ガソリン、ディーゼルが選択できるのは、オーリス ツーリング スポーツが初めてという。
なお現時点で欧州トヨタは、オーリス ツーリング スポーツのティーザー画像を1点、公開しているのみ。同社は、「荷室のスペースや積載性を犠牲にせず、機能的かつダイナミックなデザインを実現した」と説明している。