トヨタ自動車の新型FRスポーツカー、『86』(米国名:サイオン『FR-S』)。米国の有名チューナーが、同車のレーシングカー製作を予告している。
これは8月3日、米国のフォックスマーケティング社が、公式Facebookページで公表したもの。同社はトヨタやレクサスのパートナーとして、米国ラスベガスで毎年開催される世界三大カスタマイズカーショーのひとつ、SEMAショーに出展していることでも知られる。
7月下旬にも、86のカスタマイズを予告したフォックスマーケティング社だが、これとは別に今回、86のレーシングカーを予告。レーシングチームのTakata Racingのために製作される1台だ。
その詳細は現時点では未公表。ただし、2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンには、HKS製スーパーチャージャーが追加される。フォックスマーケティング社は、「米国ではHKS製スーパーチャージャーを装着した唯一の86になる」と説明している。
なおこの86、10月末に開幕するSEMAショー12のトーヨータイヤのブースにおいて、初公開される予定だ。