ホンダは、水冷4サイクルエンジン搭載の市販モトクロスマシン『CRF450R』をフルモデルチェンジするとともに、『CRF250R』の仕様の一部を変更し、2013年型モデルとして10月2日に受注期間限定で発売する。
CRF450Rは、開発コンセプトを「MX Revolution モトクロス革命」と定め、さまざまな走行シーンで高い操縦性を誇る新世代のモトクロスマシンを目指した。
車体は、新設計のアルミツインチューブフレームとフロントフォークエアサスペンションを採用。エンジンは、新形状のピストンや吸・排気ポートの形状変更など多岐にわたり仕様の変更を施した。また、消音効果とマスの集中化に寄与するショートタイプのデュアルマフラーを新たに採用することなどで、総合性能を一段と向上させた。
CRF250Rは、マフラーの内部構造を新設計することで、優れたドライバビリティーと高い消音性能を実現。車体では、倒立タイプのフロントフォークの仕様を変更するとともに、新パターンのフロントタイヤと、内部構造を見直し軽量化を図ったリアタイヤを採用し、高い路面追従性と安定感のある走行性能を獲得した。
両モデルともに、車体色にはホンダのモトクロスマシン伝統のエクストリームレッドを採用し、躍動感あふれるスタイリングとしている。
価格はCRF450Rが87万1500円、CRF250Rが72万4500円。受注期間は8月3日から12月10日まで。