日本自動車工業会が発表した2012年上半期(2012年1-6月)の二輪車の輸出台数は、前年同期比4.8%増の25万8674台と、5年ぶりに前年同期を上回った。
車種別では、小型二輪車が同5.3%増の20万2170台、軽二輪車が同6.0%増の3万1182台と、いずれも5年ぶりのプラスとなった。原付一種が同33.2%増の9229台、原付二種が同12.2%減の1万6093台だった。
地域別では主要市場の欧州が同5.5%増の10万2606台、北米が同10.9%増の9万0529台と好調だった。
メーカー別ではホンダが同68.2%増の8万1032台と大きく数字を伸ばし、ヤマハも同9.6%増の8万1022台と順調に推移した。スズキは同29.7%減の5万5769台、カワサキが同9.9%減の4万0851台と不振だった。
輸出金額は車両分が17億2824万ドル(約1352億円)、部品分が7億2725万ドル(約569億円)で総額が24億5549万ドル(約1921億円)で前年同期と比べて2.9%増となった。