ルイス・ハミルトンは、マクラーレン以外のチームでレースに出ることが異常だという思いがあることを認めた。どうやら彼の気持ちは現行契約の更新に傾きつつあるようだ。
2008年ワールドチャンピオンの来季の動向は、今年末の契約期限を前にシーズン開幕以来しきりと取り沙汰されてきた。ハミルトンにまつわる噂は、トップチーム全てのストーリーが存在したが、ドイツGPを目前にした今、マクラーレン残留を望んでいることを強く示唆している。
「何よりもこのチームに対する信頼感が大きい。まるで大家族のようなチームだからね。マクラーレン以外のチームで走ることが異常に思えるほどだ。こういう立場におかれたことは今までないので、慎重に慎重に条件を検討しなければならないと思っている。あらゆる選択肢を検討し、自分の将来計画と照らし合わせてゆっくり結論を出すことにする。急げば判断を誤るからね」
マクラーレンが復活するとき、その一員でありたいとハミルトンは期待を語る。
「マクラーレンの苦難は10年か15年も続いている。いつか再び頂点に戻る日が来ると僕は信じている。例えば、90年代後半のミカ・ハッキネンの時代。あんな栄光の時代を僕も経験できれば良いと願っているよ!」