【新聞ウォッチ】寛仁親王ご逝去、東京MS総裁も歴任

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寛仁親王殿下ご高覧
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年6月7日付

●三笠宮家寛仁さまご逝去「ひげの殿下」福祉に尽力、66歳(読売・8面)

●NEC・GSユアサと提携、リチウムイオン電池事業で(読売・8面)

●ガソリン、9週連続値下がり、4月より12円安、14週ぶり145円台(朝日・9面)

●夏場のガソリンスタンド、夜間営業の自粛要請(産経・12面)

●5月の新車販売、プリウスが12ヵ月連続首位(朝日・12面)

●消費増税、修正協議へ、15日までに合意めざす、民・自(日経・1面)

●5月輸入車販売、2割増1万7500台、2ヵ月ぶりプラス(日経・11面)

ひとくちコメント

三笠宮家の長男で天皇陛下のいとこにあたる寛仁親王殿下が、6日午後3時35分、多臓器不全のため都内で亡くなられた。きょうの各紙にも読売、毎日、産経が1面トップ記事で大きく報じられたほか、社会面などでも親交のあった人たちから66年の生涯についてのエピソードを取り上げている。

「ヒゲの殿下、型破り人生」(朝日)、「闘病21年全力公務」(読売)、「スポーツ交流に情熱」(日経)などと、皇室の枠にとらわれず、常に型破りな存在だったことなどを伝えている。

多くの公的な活動の中には、東京モーターショーの総裁も長年就任されていた。体調がすぐれなかったときは、信子妃殿下や次女の瑶子さまが代役を務められたこともあったが、開会式のセレモニーにご臨席のあと、特別仕様の電気自動車にお乗りになり、展示会場をご高覧されていた。

殿下自身、自動車がお好きでモータースポーツなどへの関心も高かったと思われ、F1マシンやスポーツカーなどが展示されていたブースでは、電気自動車を停止させて、熱心に説明を聞いたり、殿下からも質問をされておられたご様子が印象に残っている。

なお、日本自動車工業会の豊田章男会長からも次のようなお悔やみのコメントを発表している。

「本日、寛仁親王殿下薨去の突然の悲報に接し、申し上げる言葉もございません。殿下におかれましては、1991年の第29回から昨年の第42回のモーターショーに至るまで、14回に亘り名誉総裁にご就任頂き、自動車産業の発展と振興に深いご理解と多大なるご尽力を賜りました。最後に殿下にお目にかかったのは昨年の東京モーターショーの時です。会場で熱心に各ブースをご高覧されるお姿が強く印象に残っております。殿下のご遺徳を偲び、心より哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます」。

《福田俊之》

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