ルノー・ジャポンは17日より、限定車『カングークルール』の第3弾を、300台限定で販売した。
新生ルノー・ジャポンの新しいコミュニケーションメッセージは“Vis Tes Passions(好きを、走れ)”である。「自分の好きなものにこだわって、生きていきましょう、楽しいことをやりましょう、好きなことをやりましょうということが我々のコンセプトです。それに合わせたクルマを提供していきたいと考えています」と代表取締役社長の大極司さんは話す。
そして、「このカングーは、2人、あるいはファミリーでいろいろなところに出かけて楽しめます。また、朝起きてこのクルマのデザインを見て、何となくほっと、ほっこりするようなそんなデザインを提供したいなと考えています」という。
そのカングーの限定車であるクルールは、「昨年までの、ピンクやオレンジといったフランスの明るい太陽のもとに映えるビビットなカラーだったのに対し、今年は、昔からフランス人がじわっと愛している色、フレンチレトロカラーを持ち込みました」。
最近の傾向として、レトロというのがひとつのブームになりつつあると大極さんはいう。「フランスの白黒映画がアカデミー賞を取るなど、フレンチレトロが今後ファッションの主流になってくるのではないかと思いますので、こういう色を日本に持ち込みたかったのです」と導入理由を語った。
因みに大極さんは、特にベージュカマルグがお気に入りだそう。「この色が日本の街を走るのがすごく楽しみです」と語った。